スキンケア成分知識


デルタ型ビタミンE(デルタ-トコフェロール)

ビタミンEにもいろいろな種類があります

一般的にビタミンEというと、アルファ型ビタミンEを指します。
でも、ビタミンEには、アルファ型以外に、ベータ型、ガンマ型、デルタ型などの種類があります。


どう違うの?

最も強い抗酸化力を持っているのがアルファ型です。老化の原因となる活性酸素を取り除いてくれます。
ところがデルタ型には、素晴らしい美白作用があることがわかりました。

デルタ型ビタミンEの美白作用って?

ひとことで「美白作用」と言っても、その作用は様々です。デルタ型ビタミンEの美白作用についても色々なポイントがあると考えられていますが、その1つがグルタチオンの産生作用です。
デルタ型は、他のビタミンEと比べるとグルタチオンを作る力が最も強く、このグルタチオンが美白作用を発揮してくれます


グルタチオンとは?

グルタチオンは、グルタミン酸、システイン、グリシンという3つのアミノ酸からできており、元々体内に存在しています。体内の毒物を排出したり、さらにはシミが作られるのを防いだり、とても心強い成分です。

でもそのグルタチオン、加齢と共に減少してしまうことがわかっています。そのため、シミができやすくなったり、日焼けした肌が元に戻りにくくなるのです。

美肌効果を期待するには、直接肌でグルタチオンを増やしてあげることが効果的です。


グルタチオンの働きは?

グルタチオンは肌色メラニンを増やしてくれます。

  • メラニンって?

    メラニンには色の濃い黒色メラニン(ユウメラニン)と、色の薄い肌色メラニン(フェオメラニン)があり、この2種類のバランスで肌の色が決まります。メラニンは悪者扱いされがちですが、実は紫外線から肌細胞を守ってくれる大切なものです。
  • シミの原因は?

    シミができたり肌がくすんだりするのは、黒色メラニンと肌色メラニンのバランスが崩れ、黒色メラニンが過剰になっているからなのです。
  • シミの対策は?

    過剰な黒色メラニンを作らせないために大切なのは、まず紫外線をカットすること。次に、メラニンを産生するのに必要な、チロシナーゼという酵素の働きを弱くしてしまうこと。それと黒色メラニンを作らないようにすることです。
    グルタチオンは、ドーパキノンを肌色メラニンに変化させます。つまり、肌色メラニンを増やしてくれるのです。

グルタチオンの美白作用