あなたの美肌のために

透明肌への新提案 デルタ型トコフェロール

「トコフェロール」って?

トコフェロールの特徴ビタミンEの一種で、アルファ型、ベータ型、ガンマ型、デルタ型等の種類があります。ビタミンEは、老化の原因と考えられている過酸化脂質が作られるのを防ぐはたらき(抗酸化作用)があり、不足するとしみができたり、老化の原因になったりします。今では「ビタミンE」といえばアルファ型トコフェロールのことを指し、最も強い抗酸化力を持つことで知られてきました。
しかし、最近になって他のトコフェロールにも、アルファ型にはない良い作用があることが分かり、研究が活発になっています。その中で、デルタ型にはすばらしい美白作用があることが分かったのです。
一言で「美白作用」と言っても、その作用は様々です。デルタ型トコフェロールの美白作用についても色々なポイントがあると考えられていますが、その1つがグルタチオンの産生作用です。デルタ型は、他のトコフェロールと比べるとグルタチオンを作る力が最も強く、お肌をシミの出来にくい状態に導くとして、今注目されているのです。

黒色メラニンと肌色メラニン

日焼けの元として、いつも悪者扱いされているメラニン色素。でも実は、紫外線から肌細胞を守ってくれる、大切な物質です。メラニンには色の濃い黒色メラニン(ユウメラニン)と、色の薄い肌色メラニン(フェオメラニン)があり、この2種類のバランスで肌の色が決まります。シミができたり肌がくすんだりするのは、そのバランスが崩れ、黒色メラニンが過剰になっているせいなのです。
過剰な黒色メラニンを作らせないために大切なのは、まず日焼けの原因である紫外線をカットすること。次に、メラニンを産生するのに必要な、チロシナーゼという酵素の働きを弱くしてしまうこと。それでもメラニンのもとになる物質「ドーパキノン」が作られてしまったら、そのドパーキノンを黒色メラニンにしないこと。グルタチオンは、この最終段階で肌を守り、シミの出来にくい肌へと導いてくれるのです。

グルタチオンとは?

生体内に存在しているグルタチオン。
とても強い抗酸化力を持っていて、紫外線によって発生する過酸化酸素を消したり、体内の毒物を排出したり、さらにはシミが作られるのを防いだり・・・。外側と内側から細胞を守ってくれる、とても心強い成分です。
でもそのグルタチオン、加齢と共に減少してしまうことが分かっています。そのため、シミやそばかすができやすくなったり、出来てしまったシミや日焼けした肌が元に戻りにくくなるのです。サプリメントや食物でグルタチオンを摂取するのも一つの手段ですが、美肌効果を期待するには、直接肌でグルタチオンを増やしてあげることが効果的です。

グルタチオンの美白作用

デルタ型トコフェロール

トコフェロールは、色々な食品に含まれています。アーモンド、ピーナッツ、かぼちゃ、マンゴー、植物油など。でも、その中に含まれるほとんどはアルファ型。例えばマンゴーでは100g中のアルファ型は0.79mgですが、デルタ型はその1/100以下と、ほとんど含まれていません。
また、サプリメントや化粧品で「トコフェロール(ビタミンE)配合」と表示されているものも、ほとんどがアルファ型のことで、デルタ型を中心にし配合したサプリメントや化粧品は、残念ながらあまり売られていないのです。ただ、アルファ型以外のトコフェロールの作用については、最近見直されつつありますので、デルタ型の配合された化粧品やサプリメントもこれから増えてくるかもしれません。

食品中に含まれる各トコフェロール量