先日、お休みを頂いて家族で宮城県を旅行してきました。
伊丹空港から仙台空港へ。
2年前の震災のとき、滑走路に津波が押し寄せた映像が頭の中でよみがえります。
仙台空港でレンタカー(このレンタカー屋さんも仮設店舗です)を借りて、
最初に向かったのが、南三陸さんさん商店街です。
ここは被災した店などでつくる仮設の商店街で、
食事をするところもあれば、お土産屋、スイーツなどさまざまなお店があります。
当日はあいにくの雨模様でしたが、
けっこうたくさんの観光客のみなさんが訪れていました。
まずは腹ごしらえ。
僕は、うに付き海鮮丼、こども達はネギトロ丼を注文しました。
食後にはアイスを食べたのですが、南三陸産のイチゴが乗せてありました。
このイチゴがうまい!
南三陸というとどうしても魚介のイメージですが、イチゴもオススメです。
ぜひ一度ご賞味あれ。
続いて向かったのは、日本三景のひとつ松島。
いわずと知れた「松島や ああ松島や 松島や」の松島です。
こちらも、津波の被害にあったそうですが、
今は国内外からの観光客も多く、活気を取り戻している感じがしました。
松島といえば遊覧船。ということで、お約束どおり遊覧船に。
しかし、おりからの雨のため、せっかくの景色は靄につつまれて
残念ながらほとんど見えませんでした。
靄がかった景色は子供にはたいくつだったのか、
景色よりもカモメの方が気になったようです。
翌日は仙台市内へ。
行ったのは当然「青葉城」。伊達政宗のお城です。
仙台市内が見渡せる場所に、この像はあります。
今も伊達政宗が、この宮城を護っているような気がしました。
一泊二日の慌しい旅行でしたが、いろいろ思うところがありました。
仙台や松島のような観光地はもとの活気を取り戻しているように思えたものの、
南三陸町は、2年以上経った今も更地が多く、
復興は始まったばかりという感じがしました。
でも、なんとか前に進んでいこうとする人たちの希望も見えたように思います。
ロート製薬も、カゴメさん、カルビーさんとともに立ち上げた
「みちのく未来基金」で東北の復興の応援をしていますが、
まだまだ募金が少ない状況です。
少しでも多くの皆様のご協力をお願いします。
テレビや新聞などでは、東北関連の情報も少なくなってきました。
みなさんも、ぜひ東北を訪れて、五感で東北を感じてみてはいかがでしょうか。